人は生きていく中で、いろいろな人と出会い、様々な価値観に触れたり、アドバイスをされたりします。
この学びの塾も例外ではなく、私がいままで23年間の人生で気づいたこと、こんなこと知っていたらよかったなということをたくさん発信していきます。
しかし、読んでふーんそうなんだ、と満足したり、分かったふりをしていただけでは、身にはつきません。
人に何かをアドバイスしてもらった時、そしてそのアドバイスが今の自分には必要だと思った際は、必ずそのあとにすぐ行動に起こしましょう。
例えば、早起きするためには、寝る1時間前はスマホを触らない
というアドバイスを見たとしましょう。
ちょうど、早起きがしたくてもできないと困っていた私は、それいいな、試してみよう。
と思うことでしょう。
そしたら、その日の夜、必ず「寝る1時間前はスマホを触らない」という行動をしてみてください。
必ず。です。
もしその日の夜に試さなくても、きっと次の日、その次の日と覚えているとは思います。
こういったアドバイスを単なる知識、としてずっと頭の中に持っているだけでは、無駄です。
知識とできるの違い
知識は、誰だって簡単に手に入れることが可能な世の中になりました。
一昔前は、物知りの人は、すごかったかもしれません。
今は、こうやってわからないこと、気になることがあればすぐにインターネットで調べ、知識を得ることができます。
そこで、成長できる人といつまで経っても成長できない人の差が生まれます。
それは、行動です。
行動に移すということ
行動に移す、というのは難しいことです。
特に、1日の流れがルーティーン化している学生や社会人の方にとっては、そのルーティーンを1つ以上変えることになります。
しかし、そのアドバイスが自分にとって必要か必要ではないか、また効果的か効果的ではないか、を見極めるには、実際に自分自身が行動してみて、試す、他ありません。
私は、よく周りの方にすごく行動力があるね、と褒めていただけます。
それは、無駄な知識を頭の中に溜めて、記憶力を無駄にするよりは、必要と不必要な知識に分けて、必要なことだけ覚えておきたいからです。
つまり、私に行動力があるのは、言われたことが自分にとって必要か不必要かを、できるだけその日中に決めようと思っているからです。
いつか使えるかもしれないアドバイス
たまに、将来こんなことを覚えているといいよ、みたいなアドバイスに出会うことがあるかもしれません。
私は、いつか、のタイミングがやってきたらまたそのアドバイスに出会える、と思っているので、あまり考えすぎないようにしていますが、よくノートやメモに書いて保存しておきます。
どんなことでも、自分自身が経験してみないことには、自分に合っているかわかりません。
学びの塾では、生徒さん一人ずつに合う勉強法を一緒に探していく、という授業をしています。
私が、これがいいんじゃないか、と思っても、その生徒さんが実際に試してみると同じようにいかない場合ももちろんあります。
こうやってトライアンドエラーを繰り返しながら、自分自身が成長していける、そんな過程を楽しめるといいですね。
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